紹介し難い「我が町」

いつまでもぼやいても仕方が無いのは判っているのですが，もう少しぼやかせて下さい。

先日も，或る報道番組で「市町村合併によって伝統文化，地域性が無くなっていく」問題を取り上げていました。

将にその通りですね。

旧蒲生町の皆さん。県内の方々に，自分が何処の誰かを紹介しようとしたとき，戸惑いませんか？

「東近江市の某です」・・・どうもぼやけてしまう。

「市子沖町の某です」・・・「えっ？何処？」
「前の蒲生町です」・・・・「あぇ，蒲生町ね！」

こんな会話，しょっちゅうです。ましてや「垣見町から来ました」なんて自己紹介されても，わかりますか？

ところが，甲賀市は違います。地域性をちゃんと残しました。

土山町や水口町，甲南町に甲賀町・・・これなら，今まで通り

「水口町から来ました」で，すんなり通ります。

目先の金に目が眩んで，後先を考えずに安直な併合に合意した，当時の町議，町長，それに東近江合併協議会の面々に腹が立ちますねぇ・・・本当に。