ようこそ ゲスト さん !
ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失

メインメニュー
地域活動紹介

なまえ♪なまえ♪なまえ♪君の君のなまえ♪

投稿ツリー


このトピックの投稿一覧へ

hutahahiko

通常 なまえ♪なまえ♪なまえ♪君の君のなまえ♪

msg# 1.1.1.1.1.1
depth:
5
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005/8/27 6:58
hutahahiko  新米 居住地: 湖のさらに南  投稿数: 14
 きいてみいてびっくり!さぁどうぞ
って懐かしい歌から始まりましたが。
 さて私の場合は甲賀市のお隣で町名が無くなってしまった方です。
市町村合併・・・政治的には確か今話題の「小さな政府」と言う名の下に、「国の財政(ふところ)事情が悪いので、地方の自治のみなさん合併して数減らしをしなさい!しないところは地方交付税交付金減らしちゃうぞ」って形で始められたんですよね。
 「国にわざわざ頭下げんでもやってけるわい!」っていうとこは最初から突っぱねたみたいだけど、今の世の中独立財源でやってけるとこなんてそんなに・・・結局近場だったり、昔からの行政区のつながりだったり、少しでもお金持っているところに入り込んでやれみたいな考え方だったりで現在の滋賀県の行政区分になっているようです。
市町村合併・・・そこに生きる人々にとっての問題は政治的なお金とかとか行政区分とかとは視点がちょっと違いますよね。この「スレッド」(正しい言葉使ってますか?)にあるように「名前」だったり、地域性を存続できるか(祭りとか)だったり。
 なぜ「なまえ」にこだわるのか。
「甲賀」を中心にして南にあるのが「甲南」西にあれば「甲西」宿場町の名前を残した「水口」「石部」(ただしこれももとは自然条件から付いていた名前のようですが)漢字は当て字ですが歴史上の都の名前を残した「信楽」、「土山」なんかは鈴鹿山脈のふもとまさに自然条件にそくしてつけられています。
 地名は自然条件や歴史事象を中心にしてつけられ、それを受け継いできてるぶん、その土地に生き続けてきてる人には単に「なまえ」があるわけじゃないのだと思います。それが無くなってしまうのはなんか自分たちの歴史性をも捨てちゃうようで淋しいですよね。
 今、合併によってつけられている「なまえ」は新しくて歴史性がないぶん「行政的」で無味乾燥感をぬぐえないのが正直なところです。
「東近江市」に合併された旧の地名はいずれにも文化的な意味合いを持っていたのに全部「近江の東」でまとめられましたから。
 ただね、だからといって新しい地名を全て否定してこれまで通りっていうのもどうかと・・・新しい地名に似合う新しい歴史は私たちがこれから作るのですから。今はその歴史を作り出す最初の第一歩にいるのだと思います。
 商店街や駅名など旧来の「なまえ」を残しているところを見つけるたびに自分の子どもにその由来を教えてあげるとか、学校なら小学3年生の社会科で地域学習するのでその時に昔からの「なまえ」の意味や大切さを教えてあげるとか。
 たしか蒲生も旧の集落と都市部から移られた新しい団地とが入り交じってこれからの地域性を作っていかれるところですよね。合併を契機に改めて問い直してもよいのではないでしょうか。
 ちなみに私の場合は町名が無くなってよかったと感じたのは、はがきを書くときに書く字が少なくなったことくらいでしょうか。(7桁の番号書いたら番地だけで届くのですし気にすることでもないのですが)
 逆に淋しく感じるのは、私も地域の愛着とともに育った一人ですので「なまえ」を捨てたことでこれまでの文化性や歴史まで捨ててしまった気がするのと、これから新たな一歩を踏み出すことの不安ですかねぇ。
長くなりました。
投票数:18 平均点:5.56

  条件検索へ


Powered by XOOPS Cube Legacy 2.2.1© 2001-2012 XOOPS Cube