蒲生町は約1万年前、縄文時代より開発が進められていた。
古事記にもみられるように、の居住の地として開拓された。
※ :詳細は不明であるが古墳時代前期、日野川中流域を本拠地とした有力豪族と考えられている。
中世には、市子荘などとして社寺、公家の領地に属し、蒲生氏、佐々木氏の所領として時代の推移とともに発展した。
徳川時代には、伊勢参宮の御代参街道の宿駅として栄えた。江戸時代には、多くの近江商人を輩出した。
明治5年(1872)2月には滋賀県の管轄となり、同年4月には区政制度が施行され、旧桜川村区域は第12区、旧朝日野村区は第13区に入った。
明治12年(1879)4月には区政が廃止され、郡政が施行された。
明治22年(1889)4月には市制町村制が施行され、桜川村と朝日野村が誕生した。
昭和30年(1955)4月に町村合併促進法の施行により、朝日野村と桜川村が合併、蒲生町が誕生し現在に至る。